出雲からのたより
縁結びの神様として知られる大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)をまつる出雲大社。
現在60年ぶりの遷宮が行われています。
東海福祉専門学校の社会福祉学科22期生の卒業生、三原さんが現在その出雲市で生活されています!
三原さんから懐かしい「便り」が届きました!
「卒業して年を重ねるごとに、東海福祉での学びが実感されます・・・」
とつづってくださいました。
出雲のお餅♪
ここで出雲大社のことを少し。。。
国宝である現在の御本殿は、1744年に造営され、これまで3度の遷宮が行われました。
そもそも遷宮とは、御神体や御神座を本来あったところから移し、社殿を修造し、再び御神体にお還りいただくことですが、その意味には諸説あり、
(1)木造建築の建物を維持していくため
(2)社殿の建築など様々な技術を継承していくため
(3)神社は清浄であることが必要で、そのために遷宮を行う(神の力がリフレッシュされる)
などと言われています。
平成20年4月に、御祭神である大国主大神が御本殿から御仮殿に御遷座される「仮殿遷座祭」が執り行われました。そして翌21年から、御本殿のみならず摂社・末社も、修造工事が進められてきました。
御本殿の修造は、大屋根檜皮(ひわだ)の撤去、野地板の修理などを経て、新しい檜皮による葺き作業も平成24年3月に完了。
そして同年夏には、修造期間中御本殿を覆っていた大きな素屋根も取り除かれ、新しく生まれ変わった御本殿が姿を現わしました。
いよいよ本年平成25年5月10日には、大国主大神が修造の終わった御本殿にお還りになる「本殿遷座祭」が執り行われ、本殿遷座祭のあと、一連の神事が執り行われました。行事は6月9日まで続きます。
機会があったらぜひ一度。。。
東海福祉の卒業生はどんなに遠くに行かれても、こうしてときどき便りをくださいます。嬉しいものですね。
ありがとうございました。
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